3月13日6時39分
県内の医療機関では、地震の影響や避難指示などのため、
診療ができないところもでてきています。
福島県によりますと、郡山市の星総合病院は、地震で建物が壊れたため
安全が確保できるまで休診します。
県立大野病院と双葉厚生病院は、避難指示のため診療ができなくなっています。
いわき市の菅波病院、国立病院機構いわき病院、長春館病院、
舞子浜病院は、津波のために診療できないということです。
このほか、救急患者の受け入れを制限する病院や、
人工透析の新たな患者の受け入れを制限するところもあります。
これ以外の医療機関について福島県では、
通常通り診療を行っているとしています。
3月12日12時2分
福島県相馬市によりますと災害による水不足と機械の
故障のため、「公立相馬総合病院」では人工透析ができなくなっています。
このため公立病院の患者についても「相馬中央病院」で
代わりに治療を行っています。
また、現在は自衛隊の給水車によって水が補充され、
今のところ、その他の医療の提供に問題はないということです。