2011年8月6日土曜日

第5回医薬品等制度改正検討部会

(レポート:片木美穂)

7月22日、厚生労働省にて医薬品等制度改正検討部会が開催されました。
この日は細川律夫厚生労働大臣が冒頭にあいさつくださり緊張感漂う会議でした。

主な議題は
・添付文書の位置づけ
・第三者機関について

でした。

添付文書に関しては、承認事項のようになってしまうと、いわゆる体力や年齢などで患者さんのために減薬することが添付文書の量とちがうとして薬事法違反のようになってしまうのではないか。
国の責任を重くすることはひいては医療現場に行政指導を行うことにつながり医療現場が委縮する、それが患者さんへの医薬品アクセスの阻害につながるのではないか。
患者さんの安全を守るという意味であるのであれば市販後全例調査を厳しくする・データを可能な限り公開し共有するなど別の方法があるのではないかという意見を提案させていただきました。

次回、事務局が法的根拠も交えた提案もするようなので引き続き議論となると思います。
次回は9月16日です。

第22回がん対策推進協議会

(レポート:片木美穂)

厚生労働省で開催された第22回がん対策推進協議会を傍聴しました。

今回の議論は

・予算要望について
・がん研究専門部会報告
・文部科学省にがん教育についてヒアリング

でした。
患者会からも複数の意見書が出されました。

次回開催は8月25日。
・手術と放射線に関するヒアリング
が行われるそうです。

国会がん患者と家族の会に参加しました

(レポート:片木美穂)


8月4日に参議院議員会館で開催された「国会がん患者と家族の会」に参加しました。
 
キャリアブレイン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110804-00000001-cbn-soci
m3.com(会員制)
http://www.m3.com/iryoIshin/article/140162/?portalId=iryoIshin&pageFrom=openIryoIshin
 
患者会からは
がん対策推進協議会から天野委員・眞島委員・松本委員
小児がん専門委員会から小俣委員・馬上委員
医薬品等制度改正検討部会から片木
が参加させていただき要望をしました
 
・その1がん患者・経験者の経済支援と就労支援に関する意見書
http://jcan.e-ryouiku.net/bookfile/youbou1108041.pdf
・その2小児がん対策の推進に関する意見書
http://jcan.e-ryouiku.net/bookfile/youbou1108042.pdf
・その3ドラッグ・ラグの解消と副作用被害救済に関する意見書
http://jcan.e-ryouiku.net/bookfile/youbou1108043.pdf
・その4がん患者と家族の視点に基づくがん研究の推進に関する意見書
http://jcan.e-ryouiku.net/bookfile/youbou1108044.pdf
・その5「がん患者を含めた国民が、がんを知り、がんと向き合う社会」実現に関する意見書
http://jcan.e-ryouiku.net/bookfile/youbou1108045.pdf