2011年3月14日月曜日

患者さんの受け入れ等の情報提供

広島大学の檜山英三先生より情報提供を頂きました。

国立成育医療研究センター正木英一先生より情報http://www.ncchd.go.jp/

放射線治療が行えない状況に陥っておられる被災地の先生方で、東京に患者を
送ることが可能であれば、当センターで受け入れられるように体制を整えたいと
思います。地震後、リニアックの稼働確認の行いましたが、問題は無く放射線治
療を行うことができております。

現在、血液腫瘍科および固形腫瘍科においてはマンパワーが不足し、かなり厳
しい状況ですが、被災地の病院の現況を考慮してくれると考えております。

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国立成育医療研究センター  〒157-8535 東京都世田谷区大蔵2-10-1


茨城県立こども病院 泉先生からの情報

患者さんが集中しているので、報道とは違い、現場は
大変なので受け入れは難しい様子。

東海大学から情報提供被災地からの患者さんの受入について
東海大学病院内で協議して以下決定されたそうです。

1.小児科、小児外科
最大限の努力をしたいと思いますが(常に満床の状態のため確約はできませ
んが)、少なくとも2床程度の受入は可能かと思います。
受入の窓口は小児科は森本克先生、小児外科は上野滋先生となります。
もし、お二人と連絡が取れない場合は、矢部普正先生か加藤俊一をお探し下
さい。

2.ドクターヘリ
東海大学にはドクターヘリがありますが、神奈川県を超えての搬送の場合、
政府(厚生労働省)からの要請が必要となります。
距離的には羽田までの飛行は問題ありませんが、関東北部から東北までの飛
行の場合には、途中での給油などを確保する必要がありますので、事前に政府等
と協議が必要とのことです。

3.被爆者
仮に原発関係で被爆者が出た場合には、最初に近隣の一次対応病院(すでに
候補が決まっているようです)に収容される方針です。
造血障害などで移植が必要となった場合の受け入れ先などは未定です。
臍帯血については緊急に出庫できる態勢を日本さい帯血バンクネットワーク
として取ります。 

東海大学  加藤俊一 医師先生より情報頂きました。