2011年3月14日月曜日

乳腺専門医・がん薬物療法専門医 徳留先生のtwitterから

癌研有明病院の徳留なほみ先生twitterから情報を掲載させて頂きます。

■女性の場合、過労や体調不良・水分摂取量の低下・
トイレの我慢などにより膀胱炎(尿を催す回数の増加、
排尿時の痛み、尿の濁り・血尿など)になりがちです。
予防と治療には水分をしっかり摂り、トイレを我慢しない
ことが大切です。抗生物質の内服で改善しますので医療機関にご相談を。

乳がん・子宮がん・前立腺がんなどの術後の患者さんで
腕または脚のむくみを自覚された方は、横になった際に
むくんだ腕や脚を10cm弱高い位置に保ったり、立っている時に
軽く動かしたり、つま先あるいは指先から体の中心部に
マッサージをすることで軽減できる可能性があります

■抗がん剤治療の有無にかかわらず環境の変化やストレス、
便意があったときに我慢を繰り返していると便秘にも
なりやすくなります。可能な限り食事(特に繊維質を含むもの)や
適度な水分をとり、運動をするように心がけて下さい。
便意を逃さず排便することも大切です。

乳がん術後の方へ。手術をした側の腕のけがには十分ご注意ください。
もしけがをされた場合にはそのまま放置せず、洗浄・消毒などの
傷の処置をしっかり行って下さい。
もしけがをされた腕が熱を持って赤く腫れてきたなどの
症状があれば医療機関にご連絡ください

外来抗がん剤治療を受けておられる方で通院が可能な方でも、
眠れないなどの不調を訴える方が多くなりがちです。
何か不安なことがあれば遠慮なく医師に申し出て下さい。

外来抗がん剤治療中の方へ
公共交通機関の停止に伴い通院が難しい方も
いらっしゃるかもしれませんが、固形がんの場合
1週間程度の治療の遅れは治療効果には問題ありません。
焦らずに通院されている病院への連絡をお願いします。
電話がつながりにくくなっている点はご容赦ください。

内服の抗癌剤治療に伴い下痢がある方は、
内服の抗癌剤を一時中止することで症状を軽減できます。
また、乳製品・刺激物・脂っこいものの摂取は控えて、
水分(水・お茶・スポーツドリンクなど)を通常よりも多めに
摂るように心がけてください。

白血球が下がる副作用があると説明を受けている
抗癌剤治療中の方は、感染予防に十分気をつけてください。
また、38℃以上の発熱に十分気をつけてください。
発熱した場合は抗生物質を内服したほうがよい場合があります。

現在抗癌剤治療中の方、特に白血球が下がると
主治医から説明を受けている方は、しっかりマスクをして、
水の利用も限られているかと思いますが、
うがい・手洗いを十分に行ってください。