2012年3月29日木曜日

がん対策推進基本計画の改定を患者目線で考えてみよう 011 タバコ対策

うゎー、パブコメ締め切りまであと3日。
みなさん、かけたところからでいいのでこまめにパブコメをネット投稿していってくださいね。

【ご意見の提出方法】
(※)氏名や連絡先を記入することなく、ご意見のみを提出することも可能です。

★インターネットの場合
  1. 電子政府の総合窓口http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495110426にアクセスいただく
  2. ページの下にある「意見提出フォームへ」ボタンをクリックする
  3. 「提出意見」の欄にご意見を記入いただき、「確認画面へ進む」ボタンをクリックする(氏名や連絡先電話番号は任意記入です)
  4. 画面に示される認証番号を入力した後に、「提出する」ボタンをクリックして完了

前回の国の基本計画策定時にはパブコメのほとんどが「タバコ賛成!タバコの規制反対!」というパブコメが大量に入り、計画段階で入っていたタバコ対策が消えたという苦い歴史があります。

筆者が最近議員会館をロビイングしているときに、タバコ対策に反対する人たちが議員の部屋を陳情に回っている姿もみかけており、タバコ対策を辞めろという議員からの圧力は我々患者会にも及ぶこともあります。
(がん対策の陳情にいったら、”タバコはさ、必要なわけ。わかる?”と強くいわれることも…)

パブコメは患者だけが出すものではなく、すべての国民が出せますので、医療者のお力もぜひお借りしたく思います。


ここはもう、基本計画(変更案)の説明は不要です。意見をバシッと書きましょう。

タバコ対策についてはがん患者会連名でこのような要望を出しております。
 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000023yyd-att/2r98520000023z3o.pdf



がん対策推進基本計画(変更案)/分野別施策/4.がんの予防(p22~24)
たばこ対策の推進を強くお願いします。

がんの死亡率の低下には、たばこ対策の推進は欠くことのできない施策の一つであり、平成17年に発効した「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」(たばこ規制枠組条約)では、たばこ対策の推進が、日本を含む締約国に求められています。
日本の喫煙率が先進国と比べて依然高い水準となっている中、国民の喫煙率の低減に向けて、たばこ規制枠組条約で締約国に求められている一連の措置が、次期がん対策推進基本計画において反映されますよう要望します。