2012年3月31日土曜日

がん対策推進基本計画の改定を患者目線で考えてみよう 013 最終回

時間が無くなってしまいました…もっと指摘したいところはあったのですがタイムアップです。
あとは時間がないので、散文でもいいので指摘してほしいなということです。

【ご意見の提出方法】
(※)氏名や連絡先を記入することなく、ご意見のみを提出することも可能です。
 
★インターネットの場合
  1. 電子政府の総合窓口http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495110426にアクセスいただく
  2. ページの下にある「意見提出フォームへ」ボタンをクリックする
  3. 「提出意見」の欄にご意見を記入いただき、「確認画面へ進む」ボタンをクリックする(氏名や連絡先電話番号は任意記入です)
  4. 画面に示される認証番号を入力した後に、「提出する」ボタンをクリックして完了




☆ガイドラインの改訂、ガイドラインの普及について
がん対策基本計画によって、5大がんや、患者数の多いがんに関してはガイドラインが出版された。しかし、「ガイドラインが発売後1回も更新されない」「新しい知見がでてもガイドラインに反映されない」「ガイドラインが高額である」などの理由から以下のような施策をお願いします。
  • ガイドラインをオンラインでリアルタイムに更新されるようしてほしい。
  • ガイドラインに関する費用は製薬企業などが引用する際の費用支払いなどで賄いガイドラインの料金を無料化してほしい。
  • ガイドラインを医療の均てん化に用いられるようにより良いものにしてもらいたい。
☆がん医療の均てん化について
がん医療の均てん化についてはまだまだ地域間格差にはバラツキがある、そのためにがん登録の実施、ガイドラインの充実・普及などの対策を行わなくてはならないのではないか。また今回の基本計画(変更案)には離島医療については記載されていないので離島医療、へき地医療についての対策も今後検討してほしい。

☆ドラッグ・ラグについて
がん対策基本法ができる背景には患者が治療薬を求める戦いがあり、今もなお適応外医薬品においては対策が十分とは言えない。厚生労働省として医政局(臨床研究など)、医薬食品局(薬事承認など)、保険局(保険適用など)が一同に会して議論する場がないのが問題であることは近年患者会から指摘されており、厚生労働省としてがん医療におけるドラッグラグ対策を行うため、問題を全体的に見渡し、ラグ対策をおこなうための検討会をただちにはじめてください。その際には米国などでのコンペンディアムの検討を行うこと。




 本当はもっともっと書きたかったですが、筆者自身もまだパブコメを提出していないのでこれから提出します。
13回もの間お付き合いくださった皆様ありがとうございました。